公園、ユンスルのようなシューゲイジング…青春の花火がきらめく理由

Jun 16, 2025
Parkwon
公園、ユンスルのようなシューゲイジング…青春の花火がきらめく理由

韓国シューゲイジングの新時代

皆さんはご存じでしたか?かつて韓国であまり注目されなかったシューゲイジングが、ここ数年で再び脚光を浴びています。My Bloody ValentineやSlowdiveなど海外の名バンドが代表的ですが、韓国ではシン・ヘギョン、Parannoul、TRPP、BrokenTeethなどが独自の色を加え、シーンを盛り上げています。そんな中、シンガーソングライター公園(パク・シウン)が『01』で新たな風を吹き込み、若いリスナーや音楽ファンの間で話題となっています。

家族と共に育まれた音楽的ルーツ

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公園は音楽好きの家族に囲まれて育ちました。母は元々ミュージカル女優を目指しており、現在はダンススクールを経営。姉妹も楽器を演奏し、弟もドラムに夢中です。公園自身は教会で歌い、演奏する中で自然と音楽の道へ。80〜90年代のバラード(キム・ドンリュル、ユ・ジェハ、Panicなど)に強く影響を受け、心に響くメロディと歌詞に魅了されてきました。しかし成長とともに、より自分らしい音楽を求めてシューゲイジングの世界へ足を踏み入れます。

バラードからシューゲイジングへの転身

幼い頃から歌手を夢見ていた公園ですが、内向的な性格から周囲には音楽PDや先生になりたいと語っていました。高校時代に本格的に歌を学び、大学では作曲を専攻。ヴィンテージなバラードやR&B、ポップスも試しながら、YouTubeや日々のアルバム視聴を通じてシューゲイジングに出会います。自分の好みを探り、メロディ重視で暗すぎないサウンドを追求し始めました。

『01』制作の舞台裏とコラボレーション

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EP『01』には5曲が収録され、ダブルタイトル曲「불꽃놀이(花火)」と「문(門)」が特に注目されています。韓国シューゲイジングの中心的存在Parannoulとコラボし、斬新なアレンジを実現。制作過程では、歌詞から曲を作る場合もあれば、プロデューサーがサウンドを構築しそこにメロディを乗せることも。ポップスのようにボーカルが前面に出るのではなく、シューゲイジングでは声も楽器の一部として溶け込ませることが求められ、公園は技術よりも感情を優先する新たな表現に挑戦しました。

文化的背景:若者とシューゲイジング

韓国で再燃するシューゲイジングは、単なる音楽ジャンル以上に、若者たちの自由や自己表現の象徴となっています。欧米ではノスタルジックでメランコリックな印象が強いですが、韓国のアーティストたちは希望や内省、静かな反抗心を込めて再解釈。ヴィンテージで夢幻的なサウンドが、リスナーに癒しと共感を与えています。『公園』という芸名には、誰もが自由に集い休める場所のような音楽を届けたいという思いが込められています。

楽曲解説:きらめく5つの物語

オープニングの「윤슬(ユンスル)」は、公園の湖に映る光のきらめきから着想を得た一曲。もともとはピアノバラードでしたが、Parannoulとの出会いでシューゲイジング色が強まりました。「불꽃놀이(花火)」は青春の一瞬の輝きと爆発力を、ノイズやリズムで表現。「문(門)」は詩的な歌詞と即興性が光り、「눈을 감으면(目を閉じれば)」は再生と希望を歌います。最後の「01」は日記のようなエピローグで、一発録りの生々しさが魅力です。

ファンとコミュニティの反応

公園の新しいシューゲイジング解釈は、韓国の音楽ブログやコミュニティで大きな話題に。感情豊かなボーカルとドリーミーな楽器の融合が、懐かしさと新しさを同時に感じさせると好評です。YouTubeやNaverのコメントでは、声が楽器の一部として溶け込む点が特に称賛されています。従来のシューゲイジングファンからも、独自のアプローチが新世代インディの架け橋として評価されています。

シューゲイジング=自由:公園の哲学

公園にとってシューゲイジングは音楽ジャンルを超えた“自由”の哲学。音楽に没頭することで、例え靴を見つめているだけでも心が解放されると語ります。フェスのような派手さはなくとも、内向的な自由を感じられるのがこのジャンルの魅力。完璧さを手放し、素直な自分を表現することで、新しい自分や音楽と出会えたといいます。

これからの公園、韓国シューゲイジングの未来

『01』で新たなシューゲイジングの旗手となった公園。ジャンルに縛られず、その時々のインスピレーションを大切にしたいと語ります。ヴィンテージな感性と個人的な物語、革新的なコラボレーションが、今後の韓国インディシーンに新たな影響を与えるでしょう。これからの韓国音楽の動向を知りたい方は、公園の活動にぜひ注目してください。

豆知識:キャンバススニーカーの秘密

シューゲイジング演奏で履くなら?との問いに、公園は「キャンバススニーカーが一番心地よい」と答えました。自由でリラックスした彼女の音楽性を象徴する、素敵なエピソードです。

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