「母は絶対NOだった」新世界チョン・ユギョン会長の長女アニー、家族の反対を乗り越えたデビュー心境告白

7歳で目覚めたK-POPへの情熱

みなさんは知っていましたか？新世界グループ会長チョン・ユギョン氏の長女アニーは、7歳のときに2NE1とBIGBANGの「Lollipop」MVに衝撃を受け、K-POPアイドルへの夢を抱き始めました。彼女は「新しい世界が開けた」と語り、あの日から「絶対にあの舞台に立ちたい」と決意したそうです。

家族の強い反対と初めての挫折

アニーが母親に「アイドルになりたい」と初めて打ち明けたとき、返ってきたのは「話にならない」という笑い混じりの否定でした。その後、真剣にもう一度気持ちを伝えましたが、「絶対NO」ときっぱり拒否され、これが彼女の人生初の“ハートブレイク”だったと回想しています。韓国の財閥家系で芸能界入りを目指すことは、一般の家庭以上に大きな壁があるのです。

大学合格という条件と決意の努力

高校2～3年生の頃、家族の反対はさらに強くなりました。しかしアニーは諦めず、母親は「大学に合格したら家族を説得するのを手伝う」と条件を出します。そこからアニーは睡眠も犠牲にして猛勉強し、ついに大学に合格。母親も「本当に合格するとは思わなかった」と驚いたそうです。このエピソードは、韓国社会で夢を叶えるためにどれだけの努力が必要かを象徴しています。

財閥家系出身への偏見と本気の証明

アニーは「周囲は私が本気ではないと思っているし、疑いの目が多い」と語ります。彼女は自分の夢に対する真剣さと情熱を証明するために、より多くを見せなければならないと感じているそうです。財閥家系出身というイメージや偏見を乗り越え、パフォーマンスで本気を示したいという覚悟が伝わってきます。

ALLDAY PROJECTという新しい挑戦

アニーが所属するALLDAY PROJECTは、テディがプロデュースする5人組の混成グループです。韓国のアイドル界では珍しい男女混成で、2025年6月23日にデビューシングル「FAMOUS」をリリース予定。16日には先行公開曲も配信されます。デビュー前から話題となっており、メンバーそれぞれが独自の経歴を持つことで注目を集めています。

韓国芸能界と家族・社会的期待の重圧

韓国では家族や社会からの期待が個人の進路に大きく影響します。特に財閥家系の子女が芸能界に挑戦することは、伝統やイメージとの葛藤がつきもの。アニーの挑戦は、韓国社会の価値観やK-POP界の多様性について考えるきっかけを与えています。海外ファンにとっても、韓国カルチャーの背景を理解する上で重要なエピソードです。

ファンとコミュニティの反応

デビューを控えたアニーとALLDAY PROJECTには、韓国だけでなく海外からも多くの関心が寄せられています。SNSやブログでは「本当に努力家」「財閥イメージを超えてほしい」など様々な意見が飛び交い、彼女の覚悟や成長を応援する声が増えています。混成グループの新しいファンダム文化にも期待が高まっています。

アニーが伝えたいメッセージ

アニーの物語は「どんな環境でも夢を諦めないこと」「本気の努力は必ず伝わる」というメッセージを世界中の若者に届けています。ALLDAY PROJECTのデビューを通じて、彼女がどんな新しいK-POP像を見せてくれるのか、今後の活躍に注目です。