ボクシングの後遺症？パク・ボゴム、キム・ソヒョンとのキスの後に倒れる（グッドボーイ）

『グッドボーイ』の概要と第5話の見どころ

JTBCのドラマ『グッドボーイ』は、元オリンピック選手たちが警察官として腐敗と犯罪に立ち向かうアクションコメディで、2025年6月14日に放送された第5話では、緊迫したストーリー展開とキャラクターの感情変化が視聴者を魅了しました。パク・ボゴム演じるユン・ドンジュとキム・ソヒョン演じるジ・ハンナの関係性が大きく進展し、特に二人のキスシーンはSNSやファンコミュニティで大きな話題となりました。

犯罪捜査の進展と悪役の登場

強力特捜チームは、“バッドボーイ”のミン・ジュヨン（オ・ジョンセ）と清日海運の怪しい繋がりを突き止めましたが、ロシアマフィアのレオ（コ・ジュン）や国際麻薬密売組織のマグイ（イ・ホジョン）が姿を現し、緊張感が高まりました。ミン・ジュヨンは逮捕されるも権力者の庇護を受け、証拠隠滅や否認を続けるなど、腐敗した社会構造がリアルに描かれています。

ユン・ドンジュの身体的・精神的葛藤

ユン・ドンジュはキム・ソヒョンとのキスの直後、視線がぼやけ、手が震え倒れてしまうシーンが印象的でした。これはボクシングの後遺症の一つである“パンチドランク症候群”を示唆しており、伝説のボクサー、ムハマド・アリの闘病生活と重ね合わせる演出が感動を呼びました。彼の過去の栄光と現在の苦悩が交錯し、キャラクターの深みを増しています。

ジ・ハンナとの感情の変化とロマンスの進展

これまでユン・ドンジュを煩わしい存在と感じていたジ・ハンナも、彼の献身的な行動や勇気に心を動かされ始めました。特に警察庁創立記念日のイベントで、彼が日差しを遮り、終わるとすぐに飲み物を持って駆け寄るシーンは、視聴者の胸を打ちました。二人の関係はドラマの緊迫した展開の中で、ほっとする温かさを提供しています。

文化的背景とファンの反応

『グッドボーイ』は韓国のオリンピック選手への尊敬や警察の現実を織り交ぜた内容で、国内外のファンから高く評価されています。パク・ボゴムの繊細な演技とキム・ソヒョンのカリスマ性が光り、SNSでは“キスシーンが最高”、“パンチドランクの描写にリアリティがある”などの声が多く上がりました。視聴率も全国で5.9％、首都圏で5.7％と自己最高を記録し、注目度の高さを示しています。

今後の展開と期待

6話は2025年6月15日夜10時30分に放送予定で、麻薬組織の実態解明やユン・ドンジュの健康状態の行方が注目されています。また、キム・ジョンヒョン演じるキャラクターとの関係性も複雑化し、物語の深みが増すことが期待されています。グローバルに配信されているため、海外ファンもリアルタイムで楽しめる注目作です。