KATSEYE『Gnarly』：HYBEアメリカ発ガールズグループ、挑戦的な歌詞とバイラルMVでK-POP界を揺るがす

KATSEYEとは？HYBEのグローバル野心

皆さんご存知ですか？KATSEYEはHYBEとGeffen Recordsが共同で手がけた初のアメリカ発ガールズグループ。2023年のオーディション番組『The Debut: Dream Academy』から誕生し、ダニエラ、ララ、マノン、メーガン、ソフィア、ユンチェの6人で構成されています。2024年のデビューEP『SIS (Soft Is Strong)』収録曲『Touch』はSpotifyで1億再生を突破。『Gnarly』はファン待望のカムバックです。

『Gnarly』：風刺とユーモア全開の新曲

『Gnarly』は2025年4月30日にリリース。冷蔵庫や緑のボトルを使ったユニークなティザーで話題を集めました。楽曲は意図的にふざけた雰囲気と風刺的な歌詞が特徴。『Hotty hotty like a bag of Takis』など、思わず笑ってしまうフレーズが満載で、従来のK-POPとは一線を画す実験的なスタイルです。

MV：ビジュアルの衝撃と話題性

『Gnarly』のMVは、鮮やかな色彩、奇抜な演出、遊び心あふれる振付が印象的。お尻を叩くシーンやオーバーな演出が賛否を呼び、ファンからは「自信に満ちた挑戦」と称賛される一方、「やりすぎ」との声も。とにかく視線を集めることに成功しています。

歌詞：風刺か、ただの悪ふざけか？

『Gnarly』の歌詞は大きな議論を巻き起こしています。ユーモアと風刺を評価するファンもいれば、「意味不明」「バイラル狙いすぎ」と批判する声も。YouTubeでは「12歳の妹でも書けそう」といったコメントもありましたが、その大胆さが新たなファン層を獲得しています。

ファン・コミュニティの反応：熱狂と物議

RedditやTwitter、韓国のコミュニティ（더쿠、네이트판、인스티즈）でも大盛り上がり。海外ファンは「中毒性」「最高に面白い」と絶賛する一方、一部K-POPファンは困惑気味。ポジティブ：ネガティブ比は約7:3。「今年一番楽しいカムバック！」「HYBEがついに好き放題やらせた！」といった声が目立ちます。

カルチャー的背景：『Gnarly』がK-POPに与える意味

海外ファンに知ってほしいのは、アメリカ発のK-POPグループがここまで風刺やユーモアを前面に出すのは異例ということ。KATSEYEはZ世代のミーム文化やアイロニーを体現し、従来のK-POPの“完璧主義”に一石を投じています。両文化を融合した新しい挑戦です。

KATSEYEの今後は？

『Gnarly』がバイラルヒットとなり、今後の展開に注目が集まります。風刺路線を続けるのか、王道ポップに戻るのか。KATSEYEはリスクを恐れず、グローバルファンダムとともに新時代を切り拓いていくでしょう。